みなさんこんにちは。
春日井市の歯医者【ごとう歯科クリニック】です。
あなたは定期検診に通っていますか?
歯医者は痛くなってから通院すると、既に悪化していることも少なくありません。
むし歯治療などで多くの歯を削ると、治療はできても歯の寿命を縮めてしまうことがあります。
そのため、定期検診で予防することが大切です。
そこで今回は、定期検診での予防が大切な理由についてご紹介します。
目次
■海外と日本の歯科の「予防」に対する意識の違い
歯の「予防」に対して積極的な欧米では、歯医者は予防のために通院するという意識が強いといわれています。
小さなころから「予防」のために定期検診を受ける習慣をつけることで、お口の中の健康を維持しやすくなります。
一方、日本では少しずつ「予防」に対する意識も変わってきていますが、歯医者は「痛くなったら行く所」という認識が多いといわれています。
そのため、歯医者は「痛い」「怖い」などのマイナスなイメージが強いといわれています。
予防で定期検診に通うことで、治療をせずに「クリーニング」を行って不具合がないか確認するだけで終わることが多くなります。
そうすると、治療期間が短縮されますし、治療費の負担も軽減ができます。
大切な歯を健康な状態でできるだけ残すことができ、同時にお口の中も清潔にすることができて、さっぱりしたというプラスのイメージがつきやすいといわれています。
定期検診での予防には多くのメリットがありますので、ご紹介します。
■ 定期検診での予防の4つのメリット
1 患者さんの負担を軽減できる
定期検診を受けていると、早期発見・早期治療ができます。
むし歯や歯周病は自覚症状が少なく、いつの間にか進行してしまうことも少なくありません。
定期検診では、自覚症状がない段階のむし歯や歯周病も発見できるため、早期治療ができます。
むし歯や歯周病は進行していればしているほど、治療期間や費用がかかります。
そのため、通院時間や治療費用はかかりますが、定期検診を受けていると、お口の中の確認やクリーニングで終わることが多く、結果として患者さんの負担を軽減することにつながると考えられます。
2 お口のトラブルを防ぐ
定期検診の際には、汚れが付いている部分を一緒に確認していただき、その部分の歯ブラシの当て方などを確認します。
歯と歯の間は、歯ブラシだけでは汚れが落ちにくいため、「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用しましょう。
デンタルグッズの使い方や患者さんのお口に合わせたデンタルグッズの選び方などもご提案できます。
毎日のセルフケアで気になっていることを相談する機会にもなるでしょう。
3 お口の中がすっきりする
定期検診では、専用の機械を使って普段歯ブラシでは落とし切れない汚れを除去します。
毎日歯磨きをしていても、磨きにくい部分や苦手なところは汚れが残ってしまいがちです。
その部分をそのままにしてしまうと、むし歯や歯周病などのトラブルを引き起こしてしまいます。
定期検診のクリーニングでは、普段落とし切れない汚れを落としてお口の中を清潔にします。
また、クリーニング後は、歯がつるつるしているため、汚れがつきにくくなります。
その状態を保てるように、毎日のセルフケアを行いましょう。
4 詰め物や被せ物の異常に気付くことができる
詰め物や被せ物をしていると、歯との接着部分に汚れがつきやすくなります。
一度治療したところは、二次むし歯になりやすく、特に神経を抜く治療をしている場合には気がつきにくくなります。
定期検診で、詰め物や被せ物の周りをレントゲンなどで確認することで、より的確に口腔内の状態を把握することができます。
■定期検診のおすすめの頻度は?
定期検診の頻度は、患者さんのお口の状況によって異なる場合がありますが、3~6ヶ月に1回程度の定期検診の方が多くなります。
むし歯や歯周病のリスクが高い方や汚れがつきやすい方は、期間を短くした方がよいでしょう。
患者さんごとに定期検診の頻度はお伝えしますので、ご安心ください。
【大切な歯を守るために定期検診を受診しましょう】
定期検診は、早期発見・早期治療ができ、お口の健康を守ることにつながります。
痛みが出てから通院すると、治療期間が長くなったり費用がかかったりなど負担が多くなります。
定期検診で受診していると、お口の中を確認して、クリーニングで清潔に保つことができます。
大切な歯をいつまでも健康に維持するために、定期検診を受診しましょう。