
みなさんこんにちは。
春日井市の歯医者【ごとう歯科クリニック】です。
あごを動かすと「ガクガクする」「カクッと音が鳴る」と感じることはありませんか?
その症状は顎関節に負担がかかっていて、顎関節症の初期段階として現れることがあります。
痛みが出る前に、日常生活の中で予防を意識することがとても大切です。
そこで今回は、前回ご紹介した「顎関節症の症状」に続き、あごを守るための具体的な対策について解説します。
目次
■顎関節症の原因は毎日の「ちょっとした習慣」?
顎関節症は、ある日突然起こるものではなく、日常生活の中の小さな癖が少しずつ積み重なることで発症することがあります。
気づかないうちに、あごの関節や周囲の筋肉へ負担をかけてしまっているケースがほとんどで、代表的な原因としては、次のようなものがあります。
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片側ばかりで噛む
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気づかずに食いしばりや歯ぎしりをしている
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スマートフォンやパソコン操作で前かがみの姿勢が続く
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ストレスによる筋肉の緊張
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長時間のうつ伏せや頬杖 など
顎関節症を予防するためには、まず自分の生活習慣を見直すことが大切です。
■顎関節症を予防する5つのポイント
◎姿勢を正しくしてあごの負担を軽くする
スマホやパソコン作業で頭が前に出た姿勢は、首やあごに負担をかけてしまいます。
正しい姿勢で、耳・肩・骨盤が一直線になる姿勢を意識し、長時間同じ姿勢が続いたらこまめに体を動かしましょう。また、姿勢が悪くなっていないか意識することも大切です。
◎両側でバランスよく噛む
片側ばかりで噛む習慣があると、筋肉の使い方に偏りが出て、顎関節に負担がかかりやすくなります。食事の際は意識的に左右どちらも使い、ガムを噛むときも交互に行うなどの工夫が大切です。
◎食いしばり・噛みしめに注意する
気づかずに無意識に歯を強く当てている「TCH(歯列接触癖)」がある方は、実は少なくありません。日中は「上下の歯を離す」「唇を閉じる」「舌を上あごの前方につける」といった点を意識すると、筋肉の緊張を和らげられます。
◎ストレスをうまく発散する
ストレスは筋肉を緊張させ、歯ぎしりを引き起こす要因につながります。
深呼吸やストレッチ、ゆったりお風呂につかる、趣味の時間など、リラックスできる習慣を日常に取り入れましょう。
◎あごに無理な力をかけない
大きく口を開けたり、硬い食べ物(氷・スルメ・フランスパンなど)をたくさん噛んだりすると、顎関節に負担がかかりやすくなります。顎が「痛い」「音が鳴る」と感じたら無理をせず、早めに歯科医院で相談しましょう。
■注意したい顎関節に負担をかける習慣
顎関節症を予防・改善するためには、悪化させる習慣をやめることも重要です。
次のような行動には注意しましょう。
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就寝時にうつ伏せや横向きで顔を枕に押しつけている
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歯を強く噛みしめたまま仕事や勉強をしている
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痛みがあるのに無理に大きく口を開けている
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片側だけで噛む癖をそのままにしている
こうした習慣を続けていると、顎関節症を引き起こしたり、慢性的に悪化したりする原因になります。少しずつ意識して、あごに優しい生活習慣を身につけましょう。
■あごの違和感は早めの受診が安心
顎関節症は、早期のケアで予防・改善が期待できます。
「音が鳴るけど痛くないから大丈夫」と放置すると、症状が進行し、治療期間が長くなるケースもあります。
違和感を覚えた時に、まずは歯科や口腔外科で相談しましょう。生活習慣を見直し、あごをいたわることが予防のポイントです。毎日の小さな意識が、顎関節症からあなたを守ります。
当院では、顎関節症の治療や気になる症状にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
