大人の歯が抜けないようにするには?予防法・治療法について|春日井市の歯医者|ごとう歯科クリニック

診療時間

平日9:30-13:30/14:30-18:30
土曜9:30-13:00/14:00-17:30

休診日

木曜、日曜、祝日

トピックス TOPICS

大人の歯が抜けないようにするには?予防法・治療法について


みなさんこんにちは。

春日井市の歯医者【ごとう歯科クリニック】です。


2月のトピックスでは「大人の歯が抜けてしまう理由」についてお話させていただきましたが、今回は予防法や治療法についてお話させていただきます。

大切な歯を維持するために予防をして、健康的なお口の環境を目指しましょう。


■大人の歯が抜けないようにするための予防法


①定期的に検診を受ける

むし歯や歯周病は自覚症状が少なく、いつの間にか進行していることが多いという特徴があります。

そのため、気づいた時にはかなり悪化していることも多く、定期的に検診をしてお口の中を確認することが大切です。


定期的に検診をしていると、早期発見・早期治療をすることができ、大切な歯を維持することにつながります。

また、汚れがついている部分の磨き方の指導や、クリーニングをして口内環境を整えることができます。


②毎日正しいセルフケアを行う

毎日歯磨きをしていてもむし歯や歯周病になったことはありませんか?

磨きにくい所は歯ブラシが当たりにくく、毎日歯磨きをしていても歯ブラシだけでは6割程度しか磨けていないといわれています。


足りない部分は補助清掃用具を使用して、細かい汚れを落としましょう。

歯と歯の間は汚れが残りやすい部分のため、デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れを落としましょう。

歯と歯が重なりあっている部分は、毛束が1つだけついているタフトブラシを使用すると、細かい汚れを落としやすくなります。


③フッ素を取り入れる

フッ素には、むし歯予防の効果があり、「歯を強くする働き」「歯の再石灰化(むし歯によって溶かされた部分を修復する)を促進する働き」「むし歯菌の活動を抑制する働き」があります。


フッ素は、歯磨き粉に含まれている物も多く、濃度が高いほど効果が見込めます。

1500ppmが最大濃度で、6歳以上の方はこの濃度までの歯磨き粉を使用できます。

5歳以下のお子さんは、1000ppm程度の歯磨き粉を使用しましょう。


④バランスの良い食生活

お口の健康を維持するためには、バランスの良い食生活をして免疫力を高めることが大切です。

また、糖分の多い食品を頻繁に食べていると、むし歯のリスクが高くなるため、ダラダラ食べず、決まった時間に食べ、歯磨きをするようにしましょう。


■大人の歯が抜けた時の3つの治療法とは


歯が抜けた時の治療法について詳しくご紹介します。


◎インプラント

インプラントは、歯を失った部分に人工歯根を埋入して、その上に被せ物をする治療です。

インプラント体が、歯の根の役割をするため、ほとんど天然歯のような噛み心地を実感することができます。


また、ほとんどが自由診療となり、見た目が自然なセラミックの被せ物になることが多いです。透明感があり、自然な白い被せ物を手に入れることができます。


また、インプラントは、歯を失った部分だけの治療ができるため、ほかの歯に負担をかけない治療です。


◎ブリッジ

ブリッジは、歯を失った部分を補うために左右の歯を削って橋渡しのような被せ物をする治療です。


固定式の治療で保険適用することができますが、左右の歯を大きく削る必要があります。

また、奥歯は金属の素材になるため、審美的に目立ちやすい特徴があります。


◎入れ歯

入れ歯は、歯を失った部分を人工の歯で補う取り外し式の装置です。

保険を適用して作製することができますが、取り外し式のため、取れたりずれたりする場合も。

また、保険の入れ歯の場合、プラスチックの素材のため、経年変化で人工歯が黄ばんできたり、においが気になったりすることがあります。


■大切な歯を維持するための予防をしましょう


大人の歯が抜ける原因の多くは、歯周病とむし歯です。

これらの疾患は自覚症状が少ないため、定期的に検診をして正しいセルフケアを継続することが大切です。

フッ素を取り入れたり、バランスの良い食事を摂取したりすることも大切なので、習慣にしてくださいね。


当院では、予防治療にも力を入れています。歯や歯ぐきの症状でご不明な点があればお気軽にご相談ください。



ごとう歯科クリニック
歯科医師
⇒院長の経歴はこちら